『The Livertine』




 出演ジョニーデップ。

 観た理由はそれだけ。

 はっきり言ってあまり面白くありませんでした。

 暗い映画は嫌いなんです。

 私にとって映画館はディズニーランド。

 スカッと満足したい!涙したい!笑いたい!走りだしたい(走りだしたくなるくらい気持ちの良いエンディング)!鳥肌立ちたい!
 これが私にとっての映画の醍醐味。

 お金払って、深く考えたり暗い気分になったりしたくないよ。

 ホラーはまだまし。


 リバティーンは、セックスに溺れた一人の男性の話…?単純に言えば。
 彼は文才があり、物を考えられるが、その才覚が人並みはずれた故に奇行に走ったのではなかろうか。
 …馬鹿と天才は紙一重

 やり手な演劇家を演じ、女とお酒におぼれ脱落していく男を演じ、女から愛想をつかされようやく自分の間違いに気付く
 変化していく様を演じ切ったジョニーデップに惚れました。


 この人ほんとにウィリー・ウォンカ?この人ほんとにジャックスパロウ?

 こんなに演技の幅が広いなんて魅力的すぎます。


 この映画は嫌いだけど、ジョニーデップはもっと好きになりました。