〜アメリカを知ろう〜 reported by 美人インタビュア堤さん
今日はオープン科目の日。
「戯曲の本読みから翻訳まで(米国編)」という授業なのだが、この授業ではイラク戦争時真っ最中の日常を舞台にした戯曲をあつかっている。
いま、翻訳はもちろん、イラク戦争やヴェトナム戦争の背景なども調べて、日本語にうまいこと訳せるように訳文を練っている真っ最中だ。
で、そういう授業なんだけど、今週はなんか特別な週で、
米国でイラク戦争にまつわる取材をしている堤さんというお方にゲストスピーカーとして来て頂きました!!(しかも昨日まで取材でアメリカにいたそうだ。)
アメリカの志願兵の実際。
イラク戦争によって、飢餓人口がどんどん増えているという現状。
飢餓に苦しむ人々がその暮らしから抜け出せない理由。
とっても内容の濃い話だった。
そんな話の中で、堤さんが発したある言葉が心に響いた。
「知らないことが最大の罪」
どういう意味かわかるように簡単にまとめたいんだけど文章下手だからちゃんと伝わるかな…
でもとりあえず書きます。
アメリカでは、次にいつご飯を食べられるかわからない人たちが3100万人もいるそうだ。
これは、イラクとアフリカにいる飢餓人口を足した人数よりも多い数なんですね。
そしていまも貧富の差がどんどん拡大しちゃってるんです。
アメリカと言えば、日本と変わらないような暮らしっぷりをついつい想像しがちな私達ではありますが、全くそうではない。
で、ここに落とし穴があったのです。
この貧民をターゲットに、米軍リクルーターは契約話をとりつけるってわけ。
リクルーターは、彼らに入隊後に大学費用を出すと言います。
彼らは、大学に行かせてくれるという謳い文句の州兵のリクルートに簡単にサインしちゃいます。
というのは、アメリカでは大学を出る出ないでその後の人生が大きく変わるから。大学を出ていないとまともな企業では働かせてもらえない。となると、出ていない者は自給5ドル程度のマクドナルドみたいなとこでを養っていくしかない。それでも結局食料配給をうけないと生活していけない。
というわけで貧困レベル以下の人たちにとっては、大学に行かせてもらえるという台詞は非常に非常に魅力的な言葉なのだ。
彼らがとびつくのをわかって、おいしいことを言って契約させちゃいます。
*ああすんません疲れたのでここでやめて床に入りますW
続きは明日